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使い方ガイド

PodoLay のWebポータルとエディターの使い方です。ヘルプアシスタント(チャットボット)が参照するのと同じ内容です。

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縦組み

日本語・中国語・韓国語の縦組みテキストを組む方法と、縦中横・圏点・ルビ、右綴じの本について説明します。

縦組みフレームの作成

縦組みはテキストフレームごとに設定します。行は上から下へ流れ、行と段は右から左へ並びます。

  1. 選択 ツールでテキストフレームを選択します(編集中でないとき)。
  2. 属性 タブの テキスト セクションで 方向 を 縦組み に変更します。もう一度 横組み をクリックすると横組みに戻ります。

連結されたフレーム(スレッド)は最初のフレームの方向に従います — 後ろのフレームを選択して変更しても、スレッド全体が変わります。段・フレーム内マージン・回り込み・シェイプ内のテキストは縦組みでもそのまま使えます。表のセルはセルごとに方向を選べます(セルを選択して インスペクター › テキスト › 方向)。パス上文字を縦組みにすると、漢字・かなはパスに沿って正立し、欧文は横倒しになります(縦中横・圏点・ルビ・傍線も縦組みの規則)。縦組みの中の表が行より長いときは、行で分けて同じ行の中に左へ並べます。行より長い表の行はセルのテキストの行と行の間で分割し、複数行にわたって結合したセルも行の間で分けて、そのテキストを次のまとまりに続けます。

新規レイアウトを最初から縦組みの本として作るには、Web ポータルの新規レイアウトウィンドウで 組み方向 を 縦組み(右綴じ) にします。プライマリテキストフレームが縦組みで作られ、レイアウトは右綴じになります(「右綴じ」を参照)。Word 原稿のセクションの文字列の方向が縦書き(上から下、右から左)の場合、原稿の読み込み は新しいフレームを縦組みで作成し、本文フレームに流し込むときはレポートで縦書きの原稿であることを知らせます。

関連する質問

  • 縦書きでテキストを入力するにはどうすればいいですか?
  • 縦書きのテキストフレームを作る
  • 縦組みの新規レイアウトはどうやって作りますか?

縦組みテキストの編集

縦組みフレームをダブルクリックすると、横組みと同じように編集できます。キャレットは横棒で表示され、矢印キーは画面上の向きどおりに動きます — ↓・↑ は文字の前後、← は次の行、→ は前の行です。日本語・中国語の入力システムの変換ウィンドウも縦に表示されます。

漢字・かな・ハングルは正立し、欧文と数字は横に寝かせて組まれます(Unicode の縦書き方向の規則)。句読点(、。「」など)と長音記号は縦組み用の字形に変わります。脚注は段の左端に置かれ、脚注のテキストをクリックするとその場で編集できます。インラインオブジェクト(画像・シェイプ)は回転せず、正立したまま行に置かれます。縦組みではドロップキャップは段落の頭の上側に置かれ、指定した行数ぶん右から行を占めます。

関連する質問

  • 縦組みテキストで矢印キーはどう動きますか?
  • 縦組みで欧文が横に寝てしまいます
  • 縦組みテキストの脚注はどこに表示されますか?

縦組み用グリフとフォント

縦組みでは、フォントが持つ縦組み用グリフを使います。Noto Sans JP・Noto Serif JP のように縦組みに対応したフォントは、縦組みテキストを組むときにそのグリフを別途読み込み、画面と PDF に同じ形で出力します。アップロードしたフォントも、縦組み用グリフがあればアップロード後に自動で準備されます。

縦組み用グリフのないフォントは、句読点を Unicode の縦書き用互換文字で代わりに描き、小書きのかなは位置を少しずらして描きます。フォントによっては形や位置がずれることがあります。プリフライトが 縦組み用グリフのないフォント — 縦組みテキストの約物が代替の形に として知らせます。

縦組みテキストの編集中に 文字 セクションの プロポ ボタンをオンにすると、フォントの縦組み用プロポーショナル幅(vpal)で、、。などの正立する約物を詰めて組みます(InDesign のプロポーショナルメトリクス)。横組みでは同じセクションの プロポーショナルメトリクス 行で、フォントの横組み用プロポーショナル幅(palt)により括弧・かなを詰めます。

中国語の縦組みには、テキストの言語に合うフォントを使います。繁体字は Noto Sans TC・Noto Serif TC、簡体字は Noto Sans SC・Noto Serif SC で、どれも縦組み用グリフがあります。同じ縦組み用グリフでも、繁体字フォントは 。,、 を字面の中央に、簡体字・日本語フォントは右上に置きます。そのため、繁体字の縦組みに簡体字や日本語のフォントを使うと、約物が台湾式の位置に来ません。プリフライトが 簡体字・繁体字に合わないフォント — 約物の位置が違う で知らせます。朱雀仿宋には縦組み用グリフがないので、縦組みには向きません。

関連する質問

  • 縦組みで句点の位置がおかしいです
  • 縦組みに向いているフォントは?
  • 中国語の縦組みで約物が中央に来ません

縦中横と文字の向き

縦中横は、縦組みテキストの中の短い数字・欧文を 1 字分に横向きに立てて組むものです。1 字分(1em)より広い場合は横方向に縮めて収めます。

  1. 縦組みテキストを編集しながら、横に立てる文字(例: 12)を選択します。
  2. 右クリックメニューで 縦中横 をクリックします。すでに縦中横になっている文字を選択すると 縦中横を解除 が表示されます。

属性 タブの 文字 セクションでも 縦中横 ボタンでオン・オフできます。短い数字をいちいち選択したくない場合は、レイアウト設定 › 言語 › 自動縦中横 で桁数(2〜4 桁)を選びます。その桁数以下の連続した数字が自動的に縦中横になります(例: 2 桁なら 第12章 の 12 は縦中横、2026 はそのまま)。

文字の向き は 自動(Unicode の規則)、正立(欧文も 1 字ずつ立てる)、横倒し(漢字も寝かせる)から選びます。縦中横と文字の向きは縦組みテキストを編集しているときだけ 文字 セクションに表示され、横組みテキストでは何も起こりません。スタイル設定ウィンドウの 縦組み・圏点 セクションで文字スタイルにも設定できます。

縦中横の文字を選択すると、文字 セクションに 縦中横の位置 の行が出ます。左右・上下 で文字サイズに対する % だけ移動します(+ = 右・下)。

英数字を全角文字に変えて 1 文字ずつ立てるには、テキストを選んで右クリック › 全角/半角 › 全角に を選びます(半角に で元に戻します。かなはそのまま)。

漢字の異体字(例:辻の点が 1 つ・2 つ)を選ぶには、文字の後ろにキャレットを置いて右クリック › 異体字… を選びます。フォントの異体字が表示され、選ぶと文字の後ろに異体字セレクタが付きます(文字はそのままなので、検索・コピーは元の文字)。PDF にも同じ字形が入ります。

関連する質問

  • 縦組みテキストで数字を横向きに立てたいです
  • 縦中横はどうやって設定しますか?
  • 縦組みで欧文を 1 字ずつ立てるには?

圏点

圏点は 1 字ごとに付ける強調記号です。横組みでは文字の上、縦組みでは右側に半分の大きさで付き、句読点とスペースは飛ばします。中国語のテキストでは、位置を指定しなければ横組みで文字の下に付きます(「中国語組版」を参照)。

文字を選択してから、属性 タブの 文字 セクションの 圏点 で ゴマ ﹅・白ゴマ ﹆・点 •・白丸 ○・黒丸 ●・三角 ▲ から選びます。なし にすると削除されます。1 行目の圏点はフレームの上(縦組みでは右)の外にはみ出しても表示され、印刷されます。

カスタム… を選ぶと、字形の欄に付ける文字を 1 字入力します。圏点を付けた文字には設定の行がもう 1 つ出ます — 上・下(縦組みでは右・左)、サイズ(本文の文字サイズに対する %、既定 50%)、位置(本文の仮想ボディから外側へ %)。同じ側にルビや下線があると、その外側に付きます。

縦組みの下線は、初期設定では文字の右に引く傍線です。左に引くには、下線 の位置を 下 · 縦組み左 にします(下線を付けたテキストの編集中、文字 セクション)。

関連する質問

  • 文字の上に点を付けたいです
  • 圏点はどこで設定しますか?

ルビ

ルビ(ふりがな)は本文の文字の上(縦組みでは右)に付ける小さな読みの文字です。行間を広げずに載せます。

  1. テキストを編集しながら、ルビを付ける文字(例: 漢字)を選択します。
  2. 右クリックメニューで ルビ… をクリックします。
  3. ルビ 欄に読みを入力し、種類 を選びます。
    • グループルビ — 選択したテキスト全体の上にひとまとまりで載せます。その中では行が分割されません。
    • モノルビ — 1 字ずつ個別に載せます。読みを 1 字ごとにスペースで区切って入力します(例: 東京 → とう きょう)。区切りの数が文字数と異なる場合はグループルビとして載ります。
    • 注音 — 台湾の注音符号です。横組みでは親文字の右に縦に積みます(「中国語組版」を参照)。
  4. 必要に応じて サイズ(本文サイズに対する %、既定 50)と 前後のかなに掛ける を設定し、OK をクリックします。

ルビが親文字より長い場合は前後のかなにルビ半字分まで掛け、それでも余るときは親文字の間を均等に空けます。ルビが付いた文字にキャレットを置いて ルビ… を開くと、そのルビを修正したり ルビを削除 で削除したりできます。ルビの末尾の直後で入力した文字はルビに含まれず、ルビの中で入力すると親文字が増えます。Word 原稿のルビはルビとして読み込まれ、EPUB にもルビとして書き出されます。

線の位置 はルビが親文字より短いときに使われます — 1-2-1 (JIS)(初期値)・中央・肩付き・終端・均等割り。位置 を 下 (縦組み: 左) にすると、ルビが行の下(縦組みでは左)に付きます。行頭・行末では肩掛けでルビが行の外へ出ないよう行内に収め、ルビの付いた文字に圏点もあれば圏点をルビの外側に付けます。Word 原稿のルビの配置も揃えとして取り込みます。 PDF からテキストをコピー・検索すると、ルビと圏点は含まれず親文字だけになります。

関連する質問

  • 漢字の上に読み方を付けたいです
  • ふりがなはどうやって付けますか?
  • ルビを削除するには?

割注

割注は、本文 1 行の中に小さな文字の 2 行で組み込む注です。本文中の短い説明に使います。

  1. テキストを編集しながら、割注にするテキストを選択します。
  2. 右クリックメニューから 割注… を選びます。
  3. サイズ(本文の文字サイズに対する %、初期値 50)と 行間(本文の文字サイズに対する %、初期値 0)を決めて OK を押します。

選んだテキストは 2 行の幅がいちばん揃う位置で分けられて上の行から埋まり、2 行は本文文字の仮想ボディの中央に置かれます。行数 で 3 行・4 行にもできます(サイズも合わせて小さくします)。行末に達すると割注も分割されて次の行に続き、行ごとにその行の分を改めて均等に分けます。縦組みでは右の行が先です。割注にキャレットを置いて 割注… を開くと変更でき、割注を解除 で通常のテキストに戻します。EPUB には小さな文字で書き出されます。

行揃え で短い行を枠の先頭・中央・末尾に置くか均等に配置し、括弧 でまとまりの前後に ( ) または 〔 〕 を本文サイズで付けます(括弧は PDF から文字をコピーするときには含まれません)。

先にテキストを入力せず、割注をオンにしてから入力することもできます。何も選択せずにキャレット位置で 割注… を開いて OK を押すと、続けて入力した文字が割注に入ります。元のサイズに戻るには、右クリックメニューから 割注の入力を終了 を選ぶか、キャレットを別の場所に移します。既にある割注の直後で入力した文字は常に元のサイズです。

関連する質問

  • 本文の中に小さな 2 行の注を入れるには?
  • 割注はどう作りますか?

字取り

字取りは、見出しや目次の項目のような短い文字列を、決めた文字数の幅に均等に配置する方法です(例:3 文字の見出しを 5 字取りに)。

  1. テキストの編集中に、揃える文字を選択します。
  2. 右クリックメニューの 字取り… を選び、幅 を文字数で指定します(0.5 文字単位)。

最初の文字は先頭、最後の文字は末尾に付き、間は均等なアキになります。1 文字なら中央に置きます。文字列が幅より長いと、文字を横方向に詰めて収めます。幅はまとまりの最初の文字サイズの倍数で、まとまりの中では行が分かれません。縦組みでも使え、EPUB にはその幅に均等配置した枠として書き出されます。変更したり 字取りを解除 で元に戻したりするには、まとまりにキャレットを置いて 字取り… をもう一度開きます。

関連する質問

  • 見出しを 5 字取りにするには?

文字ツメ

文字ツメは、文字ごとに字形の前後のアキを割合で詰めます。トラッキングと違い、詰まる量は文字によって異なります — かな・括弧・約物のように字面の狭い文字は大きく、ボディいっぱいの漢字はほとんど詰まりません。見出しや広告の文字を詰めて組むときに使います。

  1. テキストを編集しながら、詰める文字を選択します。
  2. 属性タブの文字セクションのツメに0〜100%を入力します(100% = アキをすべて詰める)。

ツメの欄は、レイアウトの言語が日本語・中国語のとき、または選択した文字にすでに値があるときに表示されます。文字スタイルダイアログの縦組み・圏点タブと、タイトルテキストの文字セクションにもあります。縦組みでは正立した文字の上下のアキを詰めます。アキはフォントの実際の字面で測るため、同じ割合でもフォントによって結果が異なり、画面とPDFには同じ位置で出力されます。スペース、縦中横・ルビ・割注・字取りの文字、続けて書いたダッシュは詰めません。プロポーショナルメトリクスと併用すると、プロポーショナル幅を適用したあとに残るアキを詰めます。EPUBにはツメは出力されません。

関連する質問

  • かなと括弧の間を詰めるには?
  • ツメとトラッキングの違いは?

右綴じ

縦組みの本は右側を綴じ、右から左へめくります。オブジェクトを選択していないときに表示される レイアウト パネルの 綴じ方向 で 左綴じ・右綴じ を選びます。

右綴じの場合、見開きの前のページが右側に来ます — 単独の 1 ページ目は左、次の見開きは右が 2 ページ・左が 3 ページです。変更するとページが見開きに配置し直され、オブジェクトはページに合わせて移動します。マージンに合わせて置かれた本文フレームは新しい側のノド・小口のマージンに移り、自分で動かしたりサイズを変えたりしたオブジェクトはそのままです。⌘/Ctrl+Z で一度に元に戻せます。

右綴じのレイアウトは PDF の表示方向が右から左に設定され、EPUB も右から左へめくります。本文テキストが縦組みなら、EPUB 全体が縦組みで書き出されます。リーダーモード では ← が次のページで、ページは右から左へめくられます。KDP 基準のチェックでは、右綴じの本の奇数ページが左側にあるかを確認します。

関連する質問

  • 右から左へめくる本を作るには?
  • 縦組みの本のページ順を変えたいです
  • 右綴じの設定はどこにありますか?